【初心者向け】Webホスティングとは?分かりやすく解説
こんにちは、なおやです。
今日は、Courseraというプラットフォームで、Metaの社員さんたちから授業を受けました。
そこで得た学びが、下記のツイートです。
【今日学んだ】Webホスティングとは何かについて
1. Webホスティングとは、ISPなどが提供するサービス
2. Webサーバーを使いたい時とかに使用する
3. 主な種類は、共有ホスティング、 仮想ホスティング 、専用ホスティング、クラウドホスティングの4種類— Naoya (@kaigaiblog63) September 29, 2022
今回は、これを掘り下げて解説していきます。
この記事の信憑性
この記事は、Courseの授業を受けて、学び、理解したことを基に、僕なりの言葉と解釈で分かりやすく解説しています。まあ簡単にいうと、僕が学んだことのアウトプットノートです。※ 注意:僕はまだ日々学習している段階です。解説していることに間違いがある可能性も否定できません。何か間違いを見つけて下さった方は、このWebサイトの向上のと僕の学習の為に、教えてください🙏
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【初心者向け】Webホスティングとは?分かりやすく解説
基本的にWebサイトなどのデータは、データセンターに置いてあるWebサーバーに保管してあります。
結論を言うと、Webホスティングというサービスを利用することで、その必要はありません。
そこで今回は、Webホスティングとは何か?また、Webホスティングの種類について解説します。
Webホスティング (Web Hosting) とは?
Webホスティングとは、ISP (Internet Service Provider) などが提供するサービスの1つです。
ISPは、独自にデータセンターを所有しており、私たちはWebホスティングというサービスを用いることで、データセンター内に設置されたWebサーバーをインターネット経由で使用することができます。
つまり、私たちはWebホスティングを利用することで、Webサイトのデータを安全に保管することができます。
Webホスティングは、主に4種類
- 1. 共有ホスティング (Shared Hosting)
- 2. 仮想ホスティング (Virtual Private Hosting)
- 3. 専用ホスティング (Dedicated Hosting)
- 4. クラウドホスティング (Cloud Hosting)
1つずつ解説していきます。
共有ホスティング (Shared Hosting)とは?

- 最も価格が安い
- 1つのWebサーバーを複数のWebサイトで共有
- CPU、メモリ、帯域幅 (Bandwidth) なども他のWebサイトと共有
- 個人のWebサイトにおすすめ
- 多くのデベロッパーが、実践練習の場所として使用
- 無料の共有ホスティングもある
共有ホスティングは、1つのWebサーバーを複数のWebサイトで共有することから、他のWebホスティングに比べて一番安くなります。
ですが、Webサーバーの「ハードウェア」と「ソフトウェア」の両方を他のWebサイトと共有している為、サーバーの自由度が多少制限され、容量なども比較的少ないです。さらに、同じサーバー内の他のユーザーがもし問題や障害を引き起こしたら、あなたのWebサイトも「ダメージを受けやすい」というデメリットがあります。
しかし、基本的に個人のWebサイトを運営する分には十分などで、多くのブロガーが使っており、多くのデベロッパーも「低コストで使えるサンドボックス環境」として、デプロイしたり個人のWebサイトを展開するなどの練習に使っています。
また、一部の企業は「無料の共有ホスティング」を提供していますが、基本的に制限があり、Webページに広告が埋め込まれているケースがほとんどです。
仮想ホスティング (Virtual Private Hosting) とは?

- 人気なWebサイトなどで、よく使用される
- それぞれに専用のCPU、メモリ、帯域幅などが割り当てられている
- それぞれに、管理者権限が与えられている
- 専用ホスティングより安い
人気サイトなどの、より大きな需要があるWebサイトなどでは、仮想専用サーバー (VPS、Virtual Private Server) がよく使われます。
仮想ホスティングでは、1台の同じ物理的なサーバーに複数の仮想空間を作成することで、1ユーザーに1つの仮想専用サーバーを提供します。
つまりVPSでは、専用のCPU、メモリ、帯域幅などが割り当てられており、専用サーバーと同等の機能・能力を発揮します。故に、「他のユーザーの影響を受けにくい」というメリットがあります。
また、先ほど紹介した「共有ホスティング」とは違い、VPSではそれぞれにゲストOSがインストールされており、ユーザーが管理者権限を持ってOSを自分の好きなOSに変えたり、アプリケーションを新たにサーバーにダウンロードしたりすることができます。
さらに、共用ホスティングよりは高いですが、専用ホスティングよりは安いのが「仮想ホスティング」の特徴です。
まとめると、仮想ホスティングとは、共用ホスティングの低価格と専用ホスティングの安定性を両方兼ね備えた万能型であると言えます。
専用ホスティング (Dedicated Hosting)

- 物理的なサーバーを1台丸ごと提供
- ハードウェア、CPU、メモリ、帯域幅などのリソースを独占できる
- 他のサーバーより自由度が高い
- VPSホスティングより料金が高い
専用ホスティングでは、ユーザーに物理的なサーバーを丸ごと1台提供します。つまりは、CPU、メモリ、帯域幅などの全てのリソースを独占して使うことができます。
さらに、VPSも専用サーバーも両方とも「管理者権限」などが与えられていて「自由度が高い」ですが、VPSの場合、他のユーザーと共有する部分が少なからずあることから、専用サーバーに比べて「自由度が低い」と言えます。
しかし、1台の物理的なサーバーを丸ごと借りるので、VPSを借りるよりも料金は高くなります。
クラウドホスティング (Cloud Hosting)

- 過去10年間でどんどん人気が高まっている
- 複数の物理的なサーバーと仮想サーバー上にクラウド環境を構築して提供
- 非常時に強い
- リソースを使うのに物理的な限界はなく、使う使用量に基づいて料金が発生
ここ最近どんどん人気が高まっているのが、このクラウドホスティングです。
クラウドホスティングでは、複数のデータセンターにある「物理的なサーバー」と「仮想サーバー」を使ってクラウド環境を作り、クラウドサーバーを提供しています。まあ簡単にいうと、クラウドサーバーとは、ネットワーク上にあるサーバーです。
故に、物理的なサーバーや仮想サーバーのどちらかで何か問題が発生したとしても、片方のサーバーを使うことができる為、常にオンラインを保つことができます。
また、クラウドホスティングの「最大のメリット」として挙げられるのは、リソースに「物理的な限界がない」ことです。例えば、専用サーバーを使っている場合、その物理的なサーバーに備わっているストレージの限界が「あなたが使用できるストレージの限界」です。でも、クラウドサーバーでは、1台の物理的なサーバーを使用している訳ではないので、その限界はありません。
さらに多くの場合、他のサーバーでは「保持しているリソース」を有効活用できていません。沢山余っているケースが結構あります。ですが、クラウドサーバーでは、あなたが使用するリソースの使用量に基づいて料金が発生します。なので、「サーバーのリソース」も「あなたのお財布」も有効に節約することができます。ただし、使用量が多い場合は、料金が高くなりすぎる場合もあるので注意が必要です。
補足

帯域幅 (Bandwidth) とは?
帯域とは「通信回線の太さ」のことです。 帯域幅が太いほど一定時間のデータ転送量の最大値が高くなるので、回線が安定し、Webサイトなどの表示速度も速くなります。ちなみに「たいいきはば」と読みます。
サンドボックス環境 (sandbox environment) とは?
サンドボックスとは、隔離された領域でプログラムを実行し、もし何か問題が発生したとしても、システムに影響が及ばない環境のことです。特定のプログラムなどを実際の環境下で開く前に、ウイルス感染などの問題がないかを確認するためなどで使用されます。
デプロイ (deploy) とは?
デプロイとは、日本語で「展開する」や「配置する」などの意味です。開発したソフトウェアを、実際の運用環境に移すなどの意味で使われたりします。「ローカル環境から本番環境にデブロイしよう」みたいな感じ。
以上!