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【僕の学習ノート】インターネット上でデータを送る際に使う仕組み3選

Infotech Networking

こんにちは、なおやです。

今日は、Courseraというプラットフォームで、Metaの社員さんたちから授業を受けました。

そこで得た学びが、下記のツイートです。

今回は、これを掘り下げて解説していきます。

この記事の信憑性

この記事は、Courseの授業を受けて、学び、理解したことを基に、僕なりの言葉と解釈で分かりやすく解説しています。まあ簡単にいうと、僕が学んだことのアウトプットノートです。※ 注意:僕はまだ日々学習している段階です。解説していることに間違いがある可能性も否定できません。何か間違いを見つけて下さった方は、このWebサイトの向上のと僕の学習の為に、教えてください🙏
» Courseraという素晴らしいプラットフォームはこちら (授業は全て英語です)

【僕の学習ノート】インターネット上でデータを送る際に使う仕組み3選

【僕の学習ノート】インターネット上でデータを送る際に使う仕組み3選
私たちがインターネット上でデータを送る際に使う仕組みは、主に3つの点で郵便のシステムに似ています。

  • 送受信先の情報が必要(郵便の場合:住所)
  • 何かに入れて送る(郵便の場合:段ボールとか)
  • 送る際に問題が起こる可能性がある(故障とか紛失)

そこで、今回はこれら3つの観点からインターネット上でデータを送る仕組みについて解説します。

IPアドレスとは?

IPアドレスとは?
私たちは、友達の住所を知らない場合、その友達に郵便を送ることはできません。つまり、郵便を送るには住所が必要です。

これと同じで、メールなどをコンピューター同士で送受信する際に必要なのがIPアドレスです。

つまりIPアドレスとは、ネットワーク上に接続されている全てのコンピューター機器に振り分けられており、データの送受信を行う際の送信者と受信者の住所を表しています。

また標準的に使用されているIPアドレスの通信規格は、主に2種類あります。

IPv4 (Internet Protocol version 4)とは?

IPv4とは、現在主流で使われているIPアドレスの通信規格です。

IPv4は、「73.55.242.3」のような見た目をしており、「.(ドット)」で区切った1つのまとまりに対して「0」から「255」までのどれかの数字が入ります。

つまり、「(0~255).(0~255).(0~255).(0~255)」のような形式で表されるのがIPv4です。

IPv6 (Internet Protocol Version 6)とは?

IPv4では、約43億個のIPアドレスを作ることができるのですが、インターネットの発展と共に、これでは足りなくなってしまいました。

そこで、登場したのがIPv6です。

IPv6は、「4527:0a00:1567:0200:ff00:0042:8329」のような見た目をしており、それぞれの数字が16進数 (0~9とA~F) で表されています。故に、約340澗(340兆の1兆倍の1兆倍)個のIPアドレスを作ることができます。

IPパケットとは?

IPパケットとは?
郵便を送る際に使う封筒や段ボールのようなものに当たるのが、インターネット上でデータを送る際に使うIPパケットです。

IPパケットは、TCPヘッダーとTCPデータ (TCPペイロード) で構成されており、それぞれ以下のデータを含んでいます。

  • TCPヘッダー:目的地と送信者のIPアドレス、データを安全に送るために必要な様々な情報
  • TCPデータ (TCPペイロード):送信したいデータの内容、一部のプロトコル

主要なプロトコル2選

主要なプロトコル2選
郵便を送るときに、郵便物が破損してしまったり、紛失してしまうなどのトラブルがあるように、インターネット上でデータを送る際にも、主に3つのトラブルが起こる可能性があります。(データの順序が変わる、データが損傷する、データが紛失する)

それを防ぐ役割を持つプロトコルは、主に2つ

  • TCP (Transmission Control Protocol)
  • UDP (User Datagram Protocol)

TCPは、先ほど紹介したようなトラブルが起こるのを網羅的に防ぎます。つまり確実なデータ転送を保証してくれるんですが、欠点としてデータ転送のスピードが遅くなります。故に、基本的にはテキストや写真などの繊細なデータを送る際に使われます。

UDPは、データの破損のみを防いでくれます。その代わり、データの転送スピードが早いというメリットがあります。故に、ビデオ通話やストリーミング配信などで使われます。

ちなみに、TCPデータ (TCPペイロード) が一部のプロトコルを含んでいると言ったのは覚えていますか?その一部のプロトコルにあたるのがこれらのプロトコルです。
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以上です!