【完全初心者向け】インターネットの歴史について分かりやすく解説しました

ITを最近勉強し始めた人「最近、ITについて学び始めたんだけど、インターネットの歴史について分かりやすく解説してある記事ないかな..。」
今回は、こういった悩みをお持ちの方向けの記事です。“ほぼ0の知識を1に引き上げる”をモットーに作成しています。
記事の信憑性 (筆者について)
2022年9月、僕は今現在CourseでITについて勉強しております。そして、この記事は僕がアウトプットに使っているノートのようなものです。”マジでITについてよくわからなかった僕”が授業で学んだこと、自分で調べて理解したことを元に、僕のような完璧初心者でもわかるようにまとめています。僕のノートが、皆さんの役に立てれば嬉しいです。
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【完全初心者向け】インターネットの歴史について分かりやすく解説しました
今やインターネットは、多くの人にとって生活の一部となっています。だって私たちは、普段スマホ・パソコン・タブレットなどからインターネットに接続し、深く考えずにあらゆるインターネット上のサービスを使っていますよね?(映画を見たり、銀行口座を管理したり、勉強したり)
だからこそ、インターネットの成り立ちを理解して日常生活を送ることは非常に重要です。
この記事を読むことで、「インターネットとはなんなのか」についての謎が少し解けると思います!
それでは、スタート!!
インターネットが誕生する前
実は国際的な通信網は、インターネットが初めてではなく手紙でした。
又、19世紀後半には世界中に電信網が張り巡らされおり、モールス信号という低速度な通信回線を用いて世界中に情報伝達していました。
全てが始まった1950年代
当時のコンピューターは巨大でかさばっていました。 もしあなたがこの時代にプログラマーをしていたら、これらの大規模なコンピューターと直接やり取りする必要がありました。
インターネットの誕生
1967年に米国防総省高等研究計画局 (ARPA) の資金提供により、あるプロジェクト (研究) が始まりました。(インターネットの始まり)
そして、1969年に世界初のパケット通信ネットワーク「ARPANET (Advanced Research Agency Network)」が生み出され、大学や研究所にある大型コンピュータ同士を通信回線で相互接続する仕組みが完成しました。(最も初期バージョンのインターネットの誕生)
※パケット通信:データを一塊で送るのは重いから細かく分けて送る通信方法
これにより、同じネットワーク間での情報共有が可能になりました。
そして、徐々に世界各地で独自のネットワークが誕生していきました。
しかし、1つ問題がありました。
自分達のネットワークの外とは通信することが出来なかった。
なぜなら、世界各地で誕生した独自のネットワークは、それぞれ各々の通信ルールで通信していたからです。
TCP/IPの誕生
1970年代になって初めて、この問題を解決する重要な突破口が開かれました。これが、TCP/IPという通信プロトコルの誕生です。
TCP/IPとは、インターネットで通信をするさいに用いられるルールのようなものです。
これにより、今までバラバラだった各々の通信ルールが統一され、世界中のあらゆる人々とデータを送受信できるようになりました。
まあ簡単にいうと、「世界共通の言語が出来た事により、世界中の人と会話ができるようになったよ」って事です。
【完全初心者向け】ネットワーク・プロトコルとは?分かりやすく解説しました
今回は、インターネット上で活躍する通信プロトコルについて分かりやすくまとめました。例えば、「世界中の人が同じ言葉を話してたら、誰とでも会話できたのに」なんて思ったりしませんか?それをコンピューター同士で実現するために作られたのが通信プロトコルという世界共通の言語です。これにより異なるメーカー同士でも繋がることが出来ました。
しかし、まだ問題がありました
・欲しい情報にすぐにアクセスができなかった。
確かに世界中で情報を交換できるのはいいですけど、デザイン性の全くないものなんて読みづらいし、正直なところ読みたくもないですよね。
又、欲しい情報にアクセス出来ないのも不便ですよね。だるいし。
Web (ウェブ) の誕生
1990年代に、これらの問題を解決するきっかけを作った重大な発明がありました。それが、ティム・バーナーズ=リー博士によって発明された、Web (ウェブ) の誕生です。
彼はハイパーテキスト (Hyper Text) と呼ばれる仕組みを作り出しました。簡単にいうと文字をクリックすると他のWebページに移動する、いわゆる「リンク」という機能のことです。
また、現在Web上で使用されている言語の1つである、HTML (Webページ内のテキストを記録しています) も彼によって生み出されました。
【僕の学習ノート】Webとは?分かりやすく解説
今回は、Webとは何かについて分かりやすく解説しました。この記事の内容:1.「Web」2.「Webページ」3.「Webサイト」4.「URL」5.「HTTP」6.「WWW」7.「ドメイン名」8.「ドメイン末尾」9.「DNS」
その後、Webはインターネットにアクセスする際の主要な通信手段に
このWebを生み出したティム博士は、Webブラウザ (今でいうGoogle ChromeなどのWebサイトを見る為のツール) というシステムについて、無料で特許も取らず公開しました。
これにより、Webは誰のものでもなく、みんなが自由に使えるものとして、どんどん発展していき、今に至ります。
「つまり、今日私たちが知っているインターネットの作成は、多くの優秀な科学者や組織による知識とエンジニアリングの集大成で出来たものでした」 とさ。終わりー!
筆者について
現在スタンフォード大学の教授によって、世界中の誰でもハイレベルな教育を受けられるようにと設立されたCourseraというオンライン授業を受けながら、ITスペシャリストになるべく勉強しています。又、今年の10月からオーストラリアの大学でITを学びます。僕がCourseraで受けてるコースに興味のある方はチェックしてみてください。
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