自分をいじめていた元担任が、旦那を撲殺したと新聞に載っていた

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124: 名無しさん@おーぷん 2014/08/03(日)11:32:12 ID:VWDmXj5R5

このスレを読んでいて、高校の時の先生の話を書きたくなり
書きためていたら無駄に長文になってしまいました
人の死も出てくるので、苦手な方はスルーしてください

私は子供のころから10代まで、異常なほどそそっかしく、集中力が続かない人間だった。
特に苦手な分野の話は、どんなに努力してもうまく理解できず
突然頭が真っ白になってしまう。それで焦って、見当外れの事を大声で言ってしまったりする。
そんな変な奴でも、幸いクラスでは虐められるようなことは無く
理解してくれる教師もいて、割と平和に過ごしていた。

高校の時、A先生という30代の女性教師がいた。
A先生はとても厳しくて、課題や宿題も多く、怒る時はかなりヒステリックになる先生だった。
その教科自体は好きだったので、頑張ろうと思っていたのだけど
先生の教え方と相性が合わなかったのか、話が全く頭に入ってこない、
課題もしょっちゅう忘れるか、やってきても頓珍漢なことをしてしまう。
当然A先生にはものすごくヒステリックに怒られた。

A先生の名誉のために書いておくが、ただ感情的に怒っていたわけではなく
多分私の事を本当に心配して、何とかしなければと叱咤してくれたのだと思う。
A先生は厳しいけれど、教育熱心なことでも有名だったから。
私自身も、これではいけない、改善しようと焦ったのだけど
焦れば焦るほど授業に集中できなくなってしまう。悪循環だった。

私が全くの脳足りんなら、先生も諦めて放置してくれたのだろうが
マズイことに、別の教科では良い成績を修めたりしているので
A先生は、自分が馬鹿にされていると思ってしまったようだった。
決してそんなことはなかったのだけれども…

125: 124 2014/08/03(日)11:33:06 ID:VWDmXj5R5

ある時、ついにA先生の怒りが爆発した。
クラス全員の前で、私は一人立たされ、罵倒された。
授業態度のことだけでなく、人格そのもののことを
こういう人間は根本的にダメだ、16歳で教師を舐めて生きてるようじゃ
ロクな人間にならない等々責められた。
しばらくすると先生は我に返って、さすがにやり過ぎたと感じたのか
もういい、その辺で好きなようにしてなさいと解放された。

私は、ショックや恥ずかしさよりも
「ああ、やっぱり私はダメなんだな…」と妙に納得する気分でいた。
頑張っても、改善しようとしても、全くダメ。
努力できない自分は、本当に屑なんだろうと。
その後は、A先生からのプレッシャーはなくなったが、完全に見放されたらしく
軽蔑の籠った目で見られるのが辛かった。

高校卒業後、私は親に進学を反対されたので
お金をためて自立し、本当にやりたい勉強を始めた。
カウンセリングにも通い、自分の癖を理解して補完できるようになったので
頭が真っ白になることはなくなった。
「自分はダメ人間」という刷り込みは、思いのほか深くて、一時期は自虐的になってしまったけど
周りに理解してくれる人がいたお陰で、自信がついて
そのうち憑き物が落ちたように安定した生活ができるようになった。

高校を卒業して、二十年以上たったある日のこと
新聞の片隅に、母校の名とA先生の名前を発見した。
驚いて読むとそれは、A先生が自分の夫を撲殺したという記事だった。

126: 124 2014/08/03(日)11:33:43 ID:VWDmXj5R5

記事の内容と、のちに学校関係者から聞いた話によると、
A先生のご主人はアルコール依存症ぎみで
心配するA先生は何度も激しく叱り、「そんなに弱いんじゃダメだ、頑張れ」と激励し
ご主人のほうも反省して、今度こそ酒を止めると誓うものの
また酒を飲んでしまうことの繰り返しだったらしい。
その日も、ご主人は酒を飲んで寝込んでおり
A先生はカッとなって、思わず殴ってしまい
打ちどころが悪くて脳内出血で亡くなってしまったのだ。

私は知らなかったが、同級生や後輩の話では、A先生とご主人の夫婦仲は良く、
先生はご主人の事をとても愛していたらしい。
だからこそ、厳しく叱咤激励していたのだろう。
でも、これは私の勝手な想像だけど、ご主人は叱咤激励されればされるほど
委縮して、自分はダメ人間だという思いを強くし、酒に逃げてしまったのではないか…。
できない人に対して、「叱る」という方法しか知らなかったが故の
因果応報と言うのは、あまりにも冷たいかもしれないが
でも、もしA先生が、努力してもどうしてもできない人の辛さを理解できていれば
理解して支えたうえで、専門家に頼っていれば、
全然違う結果があったのではないか。
元ダメ人間としては、そう感じてしまうのだ。

因果応報というのは、自分の生き方が結果として返ってくることを言うのだろう。
でも、自分では正しく善いことと信じた生き方が
悲惨な結果を生むこともある。そう思うと、少し怖い。

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